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【大阪タワー☆忘れたい人】
良心の呵責に苛まれ続けるブログです。



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元ハンセン病詩人・桜井哲夫
 僕が、桜井哲夫という詩人に猛烈な興味を抱いたのは、投稿掲示板に貼られてあった1枚の画像が原因である。貼付けた奴は、たぶん安易な気持ちだったのかもしれない。しかし、テレビを全く観ない僕が、こうして金正美さんの著書で「桜井哲夫」という偉大な詩人の素顔に少しでも迫れたのだから、「おかげ様で」と貼った奴に言うべきだろう。

 金さんと桜井さんの出逢いは、まさに「運命の出逢い」と言っても過言ではない。金さんが桜井さんと出逢ってから、“らい予防法”なるものが廃止されたのは奇跡でもなんでもなく、当然の如くの運命。侵略への懺悔や在日問題には賛否両論あるだろうが、これがなければ僕は、桜井哲夫さんの本音も目にすることができなかったろうし、桜井哲夫詩集にも出逢えなかったろう。著者は謙遜するかもしれないが、桜井哲夫という人物を少しでも知ることができて本当に感謝します。

 「人間はね、大きな役目を果たした時に人生を終えるの。~~~」。桜井さんの言葉は一つ一つが重く意味のあるものばかり。そして、時にはチャーミング。それをこのように書き留めた金さんに拍手したい。ご本人は「桜井哲夫が書かせた」と書いておられるけども。

 本のタイトル『しがまっこ溶けた』は、これ以上ない素晴らしいタイトルだ、と読み終えればきっと誰もがわかるはずだ。この本を購入してから少しずつ少しずつ読み、読み終える今日まで2年かかったのは、僕の「遅読」のせいもあるが、少しずつ読みたいほど大切な内容が綴られていたからであろう。これから僕は『桜井哲夫詩集』を読み始める。この詩集を読むために、まずこの『しがまっこ溶けた』を読んでおいて正解だった。桜井さんの詩を丹念に噛み締めて読みたいと思います。金正美さん、そしてこの著書に関わった皆さん、ごくろうさまです(「苦労」という漢字は当てはめたくない)。いい本をありがとうございます。ハンセン病患者隔離という出来事があったことを、この本を読んだ証として胸に刻もうと思う。僕もいつか桜井さんにお会いしたいなぁ。

しがまっこ溶けた―詩人桜井哲夫との歳月 しがまっこ溶けた―詩人桜井哲夫との歳月
金 正美 (2002/07)
日本放送出版協会
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